ファストファッションは終焉?
ファストファッション終焉。僕らは「ワンショット消費」を制す
https://newspicks.com/book/773/article/2560440
メチャカリを扱っているストライプインターナショナルの社長、石川さんのインタビュー記事です。
“ファストファッションが終焉”という文字に惹かれてみてみたのですが、要するに、今10代から20代の間では、ワンショット消費(一度着ている服の写真を撮ったらメルカリなどで売る)が流行っており、彼らは、友達に直接会ってオシャレをするよりも、ワンショットで服を公開して満足する。だからファストファッションは終わったとおもっている、らしいです。
個人的には、むしろファストファッションの需要は高まると思っていて、メルカリなどが生まれたことによって、消費の躊躇いが減り、服やアクセサリーなどの日常的でご褒美要素のある消費意欲を満たすための出費が増える、それの一部がファストファッションだからです。
今CASHやメルカリがインターネットリテラシーのさほど高くない人にも受け入れられて大きく広がる理由は、それほど顧客がこの欲求解消を待ちわびていた(これまで表現されてこなかった”フリマ”欲求《所用物を金に戻す欲求》をネットで満たす)ことと、これまでのリアル店舗での中古販売へのフラストレーションが重なったからだ思っています。
実際この記事でもファストファッションについての話はそこまで大きく取り上げられていません。(Click baitですね。)
でも共感したのは、”テック音痴な企業は「死ぬ」”というところです。本質的には、顧客が求めるものはテクノロジーではありませんが、テクノロジーによって顧客の欲求を満たす選択肢は限りなく広がります。加えて、消費者のテクノロジーリテラシーは圧倒的に上がり、直感的にテクノロジーの進展レベルでプロダクトを選ぶようになると思うからです。
テクノロジーの進化かぁ…。
自分たちの仕事がとられるかもしれないけどど、これからテクノロジーによってどんどん不可能が可能になっていくんだろうなぁ。楽しみだなぁ。