もう一つの声

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ブロックチェーンについて本で読んだことまとめてみる

フィンテック (日経文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4532113601/ref=cm_sw_r_cp_api_MBIRAb5T3YZDT

 

読みながらメモしたやつそのままコピペしたので説明が足りない部分も多少あるかと思いますが共有しときます

 

ブロックチェーンの特性

1. 改竄が極めて困難 (※1)
2. ゼロ・ダウンタイム (※2)
3. 安価に構築できる

 

※1 改竄のためには、ある1つのブロックだけでなく、それまでに構築された全てのブロックを改竄しなければならないため、膨大な計算が必要となる。だから改竄するための計算コストよりもマイニングの計算コストの方が低いため改竄よりもマイニングの方がメリットがある。

※2 ブロックチェーンは全て繋がっているのでダウンタイムがない。

 

その他のメリット
1. 安価にダウンタイムのないシステムの構築が可能
2. 高いセキュリティ性を持つことから事務コストの大幅削減
3. 外部からの侵入リスクが低い。(高いセキュリティ)

 

ブロックチェーンの仕組み
ブロック=ヘッダ+トランズアクション
ヘッダ=「そのブロックと1つ前のブロックのヘッダ情報」
トランズアクション=「ある時間内に行われた全ての取引リスト」

 

ヘッダが含む情報
1. 直前のヘッダ情報
2. 今回のトランズアクション情報
3. 「ノンス」(次のブロックを作るための情報)

 

ノンスを作るためには、「ある特定の条件を満たす数値」が必要でそれを探す行為を「マイニング」という。

 

ブロックチェーンの要素用語

・POW(Proof of Work): マイニングの際には、不正が行われてないことの証明として利用される仕組み

 

・PoI(Proof of Importance): 従来のブロックチェーンよりも高速で大きな容量を扱うことのできる拡張されたブロックチェーン ex. NEM(New Economy Movement)

 

ブロックチェーンでは数字だけでなく、取引の記録やモノの所有権、サービスの権利なともを文章で記録することも可能。

 

・スマートコントラクト: 広範囲の取引・契約管理インフラとして活用するブロックチェーン ex. イーサリアム

 

・パブリック型ブロックチェーン: 不特定多数の参加が前提となっているブロックチェーン。不正な攻撃を行う人が紛れ込む可能性がある ex. ビットコイン

 

・プライベート型ブロックチェーン: 参加者を限定するブロックチェーン。マイニングに多くの計算パワーを必要とするが、参加者を限定できる ex. 金融機関同士の取引や、金融機関によるブロックチェーンの実験に扱われる

 

参考文献

フィンテック (日経文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4532113601/ref=cm_sw_r_cp_api_MBIRAb5T3YZDT