もう一つの声

日々感じた事、記録に残しておきたいことを書いていきます。

オランダのEコマースちょっと調べてみた

いまはアムステルダムにいます。

 

オランダの人は、雨が降っても10人に一人くらいしか傘はささず、みんなフードをかぶって過ごしています。

 

なのでパーカーやフード付きジャケットを着ている人とが多いです。

 

フード付きジャケットの下にセーターを来て、その下にシャツを着ているようで、ジーパンやチノにスニーカーを履いている人が多いです。

 

オランダのEコマースは
Bol.comが最も大きいサイト(2015年時点)のようです。

 

Bol.comの年間売り上げは€730million (約985億5千万円)
2位のWehkampは€540million
3位のZalandoは€510millionです。
https://ecommercenews.eu/bol-com-biggest-online-retailer-netherlands/

 

Bol.comはオランダでの売り上げはAmazonよりも上回っているということで、日本でいう楽天のような部類に入るのかなと思います。

 

日本のように都市のすぐに近くにモールやアウトレットがあるというわけではないようなので、人口は少なくともECで物を買う人も多いのでこれだけの売り上げが行くのかなと思いました。

 

気候や国柄の関係もあってか、日本のようにファッション大国という雰囲気はオランダにはないなと感じています。

Yahoo!、アマゾン、楽天のec事業者向け融資サービスについて主な機能と導入理由をまとめてみました。

Yahoo!のec事業者向けの融資サービス

(ジャパンネット銀行との連携、サービス開始から1年10ヶ月時点)
https://ecnomikata.com/original_news/11399/

1. 借入可能額: 50万円から1,000万円まで
2. 金利: 3.9~8.2%
3. 審査方法: 「日常のご商売での資金の出入さえきちんと把握できれば、お客様の評判などの情報を総合的に判断して審査方法に活かし、簡単にご融資を行う」
4. 導入理由: 中小ec企業はセール開催やメディア露出など、急に受注が増えるタイミングでは通常よりも仕入れ資金が必要となるため
5. その他: ジャパンネット銀行の法人向け普通預金口座「ビジネスアカウント」を開設していれば、最短で翌日に融資を受けることができる

サービス開始以降の反響(2015-2016):
受電件数: 約5倍
申し込み件数: 約7倍
申し込み画面PV数: 約4倍

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アマゾン レンディング
https://ecnomikata.com/ecnews/6393/
https://tsucchy-net.com/blog/amazonlending#i-3

1. 借入可能額: 10万円から5000万円
2. 金利: 8.9% から 13.9%
3. 審査方法: Amazonにおける販売実績が好調であれば、融資の案内金額も増加する傾向にある
4. 導入理由: 「すぐに売れ筋商品の仕入れをしたい」「品揃えを充実させたい」「FBA(フルフィルメント by Amazon)による出品比率を増やしたい」という事業者の要望にタイムリーに応えることができる
5. その他: 借り換えにより追加融資が繰り返し利用できるため、返済期間が延長できる

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楽天ビジネススーパーローン
https://businesslounge.jp/transaction-lending/2431.html#i-8
https://www.rakuten-card.co.jp/p/bizloan/
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2015/1020_01.html
https://www.google.co.jp/amp/s/www.ecmj.co.jp/楽天スーパービジネスローン-エクスプレス」が/amp/
1. 借入可能額: 50万から3000万円
2. 金利: 3.0%〜15.0%
3. 審査方法: 決算書や確定申告書の提出不要な楽天スーパービジネスローンエクスプレスは楽天市場内での売上実績や楽天市場でのショップや商品に対する評価が審査の基準になります。
4. 導入理由: 「以前から楽天市場の出店者が資金の調達に困っているとの話があり、楽天グループとして対応していきたいと考えていた。出店者にとって、プラスになるサービスにしていきたい」https://www.google.co.jp/amp/s/webtan.impress.co.jp/e/2013/04/12/15042?amp
5. その他: ネットショップの売上がそのまま楽天市場に差し引かれる/最短で翌日融資

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以下、興味が湧いたら見てみてください。

「昨年(2014)1年間の電子マネーによる決済額は4兆140億円、おととしからの伸び率は28%となる」https://ec-orange.jp/ec-media/?p=6635

2020年の電子決済市場規模は最大82兆円に、個人消費の3割に迫る
https://messe.nikkei.co.jp/rt/i/column/globaltrend/133022.html
「調査の結果、日本国内における2020年の電子決済取扱高の合計は最大で約82兆円に迫ることが予想されています(図表1)。決済方式別に見ると、クレジットカード決済市場が46兆円(2015年)から最大65兆円(2020年)へ、デビットカード決済市場は7,320億円(2015年)から最大1.4兆円(2020年)へ、非接触IC型やサーバ管理型の電子マネーを含むプリペイドカード決済市場は約8兆円(2015年)から最大16兆円(2020年)へと利用規模が拡大するものと推定されています。
 2020年時点での電子決済の市場規模感を示す約82兆円という数字ですが、日本の「個人消費支出」全体の約30%に相当する規模になると見込まれています。」


アメリカのモバイル決済の市場規模は2021年には今の3倍に
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/38092

中国モバイル決済の市場規模は米国の90倍(2016)
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2017-10/05/content_50031943.htm

決済の新しい仕組みがバンバンできてく。決済ってこんなに大きく変わっていくもんなの?


メルカリが仮想通貨交換業の登録を年内にするそうです。http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/011002935/?ST=spleaf

 

もうここまでくると、メルカリはこれから可能性を感じるものにはバンバン手を出していく感じがします。超優秀な人もドンドン集まるしお金もあるのであれば、やらない理由はないとも思いますが。

 

これからメルカリは独自の仮想通貨も作ってくるだろうし、指紋認証の決済、他国間決済など考えられるものはみんなやってくる気がします。

 

メルカリnowで出品商品の顧客にとっての理想価格をAIで出し、メルペイで顧客の経済情報を集め、他フリマ系事業でフリマ・物流の可能性を模索し、さらに仮想通貨決済を先進的にやることで圧倒的に次世代のプラットフォーマーを狙ってきてるなという感じがします。(すでにユニコーンですが)

 

現在、全世界で見ても仮想通貨の先進国である日本で、先行的に仮想通貨の決済技術開発を進めれば、世界をリードする決済事業になりうるし、今やれば5〜10年後のプラットフォーマーになれるのではと思います。

 

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それと話は変わりますが、東海地区で有名な大垣共立銀行という地方銀行が、Origamiと共同開発したシステムで来月から、
「店頭での支払いを銀行口座から直接支払える」というサービスを始めるらしいです。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018010990085700.html

 

これはすごく画期的だと思うし、めちゃくちゃ便利だと思います。クレジットカードとか必要ないので。

 

それと、大垣共立銀行は、海外での支払いも口座から支払えるというサービスもやっているそうです。地元のテレビではしょっちゅうCMやってますが、全国でも注目される銀行になってほしいです。大垣共立銀行の口座作りたいと思いました。

https://www.okb.co.jp

アメリカから見たSoftbankってスゴイのね

2016年版のアツいフィンテック企業5選
http://fortune.com/2016/06/27/five-hottest-fintechs/

 

Degital Asset Holdings.
Kensho
SoFi
Stripe
Ripple

 

今アジアが熱狂する仮想通貨XRPを作ったRippleや、若くして世界屈指の億万長者になったコラソン兄弟が作ったStripeなど、よく目にする企業が名を連ねます。

 

自分として嬉しかったのは、Notable Invertersの一覧に、Elon Musk、Andreessen Horowitz、IBMと並んで”Soft Bank”と出ているところです。

 

Elon MuskやIBMなど、どれもそれの一挙手一投足が世界の経済に大きく影響している人・企業ですが、海外(アメリカ)の視点から見たSoftbankはそこまでデカいのか、と感動しました。

 

最近ではソフトバンクファンドを100兆ファンドに目指すみたいなことを孫さんが言っていたようですが、これが本当に日本から出た企業なのかー、すごいなーと思います。

 

取り上げられているフィンテック企業に関しては、新モデルの決済システム、ビッグデータに基づいて効率化された新型借入システムなど内容は様々ですが、デジタル機能の高度化でフィンテック業界が2010年以降大きく動いてきているのは間違いないようです。

 

そろそろ、今後プラットフォーマーと呼ばれる企業(フィンテック界のマイクロソフトやアップル)が出てきてもおかしくない時期だと思うし、Stripeもその内の一つだと思います。

 

Rippleも、ビットコインイーサリアムのように実践で使われる仮想通貨として認められるような功績が残せられるよう頑張ってほしいです。

LINEポイント便利そうだけど、公式アプリの広告は嫌。

LINEが「LINEポイント」を始めました。
https://newspicks.com/news/2737909/

 

楽天のように、LINEショッピング、LINEデリマ、LINE Payなどで支払いをした場合にポイントがつきます。

 

ただし、ポイントを受け取るには店舗の公式アカウントとLINE友達になる必要があるとのこと。

 

店舗側としてはダイレクトに広告できるのでいいですが、使う顧客側としてはラインの広告って、パッとみ友達からのメッセージなのか広告なのか区別がつかなかったりして邪魔だったりするので、そこをどうにかしてほしいのは1ユーザーとして正直なところです。

 

LINEホーム画面に友達とのメッセージと同じように表示するのではなく、トーク画面の右上に小さく表示するなど、あまり邪魔にならなければいいのになと思ったりします。

 

これが原因で公式アカウントからフォローを外したりするので、一度フォローさせた顧客をどう保持していくのかはLINEの今後の課題なのではないかなと思いました。

 

(個人的に、ユニクロの広告は邪魔だと思ったことがないので、顧客が本当に求めている情報を発信する公式アカウントであれば継続率も伸びるのでは、とも思います)

 

ポイントのサービスを始めたことに関しては、
お金という概念が従来のものからは変わってきて、「お金」でなくとも、仮想通貨でもポイントでも割引券でも、欲しいものとの引き換えになるものであれば、なんでも受け入れるようになってきているのではないでしょうか。

 

結局、顧客が特定企業のポイントを保有することで、企業が顧客との心理的な距離を縮めるため、その企業の安定的なブランド力に繋がるのかなと思いました。

決済において日本は中国を追いかける形になるのか

Alipay(アリババの顔認証決済システム)がどう機能しているのか調べてみました。

 

「店の入り口に3台の注文機が設置されており、注文を済ませると支払い画面に切り替わります。「アリペイ顔認証決済」を選択すると顔認証画面が現れて1~2秒でスキャンした後にモバイル決済のできる携帯電話番号下4ケタを入力すれば支払いが完了します。」

 

「顔認証を利用する時に携帯のカメラが自動的に360度で顔の特徴を採集 〜省略〜 採集した内容は(日本では考えられませんが)警察から提供されたユーザー本人の写真と比べ、本人であるかを確認する」そうです。

 

こうみてみると、中国の発展には、社会の基礎的な仕組みが確立されていないからこそ大胆な戦略を組めることが要因となっていそうです。(SNSの規制はありますが)

 

ちなみに、三井住友カードも本社の社員食堂で、顔認証決済の実証実験をしていたそうです。(2016末-17始にかけて) https://lxr.co.jp/blog/4215/

 

※中国のIT業界に関する興味深い記事があったので、もしよかったらみてみてください。
https://newspicks.com/news/2728946/

 

中国の今後の発展がアメリカが上回り、これまでの中国が日本の真似をしていたように、日本は中国を真似しはじめるだろうという意見も出ています。

 

中国の底力は半端じゃなさそう。🤔

飛翔 2018

明けましておめでとうございます!🎍
お正月、楽しくお過ごしでしょうか。

 

私ごとにはなりますが、2018年は、仕事、住む場所、人間関係、生活環境が全く新しいものに変わります。新しい経験とともに、私生活でも仕事でも、必ずしも求めていたものでなく、苦しいにがい思いもついてくると思います。その中でも落ち着いて、将来のゴールを見据えて身軽に行動していきたいと思います。

 

2018年は私個人だけでなく、「お金」に関しても変化の大きい、もしくは変化の起因になる事象の多い年になるかもしれません。

 

新年早速、Bitcoin、Ripple、NEMなどの仮想通貨の価格が上がりましたね。仮想通貨の「億り人」もまだまだふえるかもしれません。

 

「お金」といえば仮想通貨だけでなく、「決済」。

 

最近は決済ブームの助けで大企業の新規ネット決済事業や金融系のスタートアップが増えてきています。

 

今は「決済」といえば、現金かクレジットカードが主流ですよね。

 

《クレジットカードの誕生秘話》
「20世紀半ば。とあるアメリカの実業家がレストランで食事をしたが、財布を自宅に忘れていることに気が付いた。充分な支払い能力があるのにもかかわらず、支払いができない。そんな恥ずかしい体験から、現金を持たなくても支払いができる制度を、彼は考え出しました。」http://www.smbc-card.com/jinji/2016/about/history.html

 

このように個人が実生活で感じた不便さに対する強い改善意識が世界中の人々の生活を大きく変えることは良くある話です。

 

例えば、Dropboxも全く同じように生まれました。創業者のDrew Houston はMITの学生時代、自宅にUSBカードを忘れた時、データを扱うもっと良い方法を考えた結果、dropboxを生みました。(←たしか講演会でドリューが実際に言っていた内容)

 

このようにほとんどの本質的な問題は、実生活での体験から得られると思っています。

 

特に決済は人間誰でも毎日必ず行うものです。生きている限り決済は必要。ですから、現状より良いものが生まれればどんどん変わっていく。ネット決済に関しても、まだまだ別の可能性が隠れているはず。

 

アリババはもはや顔認証で支払いを済ませるシステムで持っています。

https://www.google.co.jp/amp/business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/111600182/111600004/?AMP=1

 

※アリババの創業者、ジャック・マーは、ネットでの買い物とリアルでの買い物の境目がなくなり、ネット上での買い物をわざわざ「EC」と区別する必要がなくなると考えているそう。金を払うためのアクションがほぼ全くなくなるため、もう5年後とかには「購入した意識」の中で、「金を払った」という感覚は無くなっていくのかも。

 

このように、2018年は可能性に溢れかえった年です!

 

今年は、生活の中での経験から気づいた本質だと思う部分、新しい視点を、より多くアップしていければなと考えています。

 

1月20日から2月20日の1カ月間は、バックパック1つでヨーロッパに1人旅に行ってきます。その中でも気づいた点などをドンドンアップしていきたいと思います。

 

 

どうぞ今年もよろしくお願い致します!!